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2007/02/25 (Sun) 『AIR/The New Day Rising』('07)

air the new day rising先日リリースされたAIRのニューアルバム。
…実はワタクシ、前作の『A DAY IN THE LIFE』はまだ聴いてないんす。『one』まではシングルも買うぐらいにちゃんと追っていたのだけど(…横浜アリーナにも行ったし。そのDVDも買ったし)、濠太剌利(←これで「オーストラリア」と読むらしい…)から帰国した後の作品は「…何か、以前にも増して健康的な雰囲気になっちゃったな…」なんて感じで、何となくずっと聴きそびれたままで、さりとてこのアルバムはかなり良さそうだったので、こちらを先に聴く事になってしまった次第。

…えーっと、如何せん前作がまだ未聴なので、そこからどうこの作品に繋がったかという事を言う事はできないのだけども、『A DAY IN THE LIFE』という作品はジャック・ジョンソンなんかのサーフ系音楽の影響が結構感じられるらしいし、そういった事も含め濠太剌利滞在によって得た「大陸的な感覚」とか「土着的な感覚」が強いものなのではないかな、って予想する訳です(違っていたらスミマセン…)。この作品はそんな「大陸的土着的志向」をもってして、濠太剌利滞在以前のAIRの集大成的な作品『one』を発展させた様な、そんな印象を持ちました。

何かアルバムの構成としては、1曲目から5曲目までは、途中お得意のジャズファンクロック“Hi Shi Dou Dou”(…この系統の作風すごく好き)なんかを挟みながらも基本的に土着系ロックポップス。うん、良いと思います。
6、7、8と美しいメロウ系の曲が続く。…結局、何だかんだで車谷氏の作るメロディが最高に好きなんです。“Your Song”、ホント良いねえ…。荘厳で柔らかい光に満ちていて本当に美しい。
…そんで、忘れちゃいけないのが“Smile, Smile, Smile”。これはもう、フツーに堪らんでしょう!美しいメロディに乗せてひたすら優しい声で“雨のち晴れのように やまない雨はどこにもない”なんて歌われたら!泣いちゃったわ!
9、10とまた土着系が来て、11曲目に“Last Dance”、“Starlet”直系の切なくキラめくアコースティックメロウディスコの“Our Song”。…もう、最っ高に好き!歌詞も素晴らしいし、ちょっとC-C-Bとか、オザケンとか、色々とよぎったりするメロディも最高。
…ラスト、ビーチボーイズの“God Only Knows”で締め。何だか滅茶苦茶イノセンスに満ちた音。添加物一切なし。美しすぎて泣きそうなりますよ…。

…それにしても、車谷氏の声が以前にも増してフトコロの深さを増した気がする…。声の持つ力が何だかすごいもの…。
AIRってこれまで、いつも何処かその時々の車谷氏の「志向」って言うか「モード」を演じていた様に思われるんだけど、そういう感じが本当になくなったなあ…。すごく自然体な感じ。声の深みもそういう部分から来るのかもしれない。

“青春時代の 答えの出ない夜みたいに/終わらない涙の夜を 泳ぎきる今もそうだよ”(“Our Song”)

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