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2008/02/09 (Sat) 『syrup16g/syrup16g』('08)

Syrup16gSyrup16g
(2008/01/30)
Syrup 16g

商品詳細を見る

syrup16gのラストアルバム。
雨が上がった後の世界のようにとても綺麗で清々しくて、それだけにこれが最後のアルバムだという事実に、どうしようもなく切ない気持ちにさせられる作品。

まず何より作品の感触自体が、これまでのシロップの作品群とはまるで違う。
これまでのシロップの作品にはCDを再生させた瞬間、「syrup16gというルール」に取り込まれる様な、そんなある種悪魔的と言っても良いような独特の感覚があったのだけど、この作品はそんな「syrup16gという部屋」を出て、敢えて「“ポップミュージック”としてのルール」の中で鳴らされている作品のような印象がある。
クレジットを見ると、プロデューサー一人に加えて、その他サウンドプロデューサーが数名参加していたり、バンド外部の人たちの介入もこれまで以上に多いみたいだから、事実としてそういう部分があるでしょう。

でも、そういう作品に『syrup16g』という名前をつけたのが、すごく良いなあ…、と思う。変な例えだけど、これまでの作品を「カルピスの原液」とするなら、これは水で薄めておいしく飲めるようにした「カルピス」なのではないでしょうか。
おいしく飲めるようにした事で、syrup16gというバンドの「核の部分」が隠れてしまったようでいて、寧ろより鮮明に際立っているように思う。
そして、その核の部分っていうのは、何て言うか、「光をひたすらに希求する透明で純粋な願い」とでもいうような、そういうとても綺麗で切ない感情だと思う。

そして、こういうポップミュージックとして何処までも綺麗な作品を最後に持ってきたことで、ある種の「種明かし」と言うか、これまでのシロップの全作品が最後にもう一度「裏付け」されて、より強固な力を得たような気がするのです。

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音盤雑記(邦)2000- | trackback(0) | comment(0) | 11:43 |


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