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2007/11/14 (Wed) 『THE AMERICAN ANALOG SET/know by heart』('01)

Know By Heart Know By Heart
The American Analog Set (2001/09/04)
Tiger Style
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アメリカン・アナログ・セットというテキサスのバンドの2001年の作品。

寒い季節になると聴きたくなる1枚。
もともと、5,6年前、『クッキーシーン』という雑誌の附属CD(…もう何年も買ってないけど、この附属CDは毎回素晴らしかった)に収録されていた“THE KINDNESS OF STRANGERS”という曲がメチャメチャ好きで、その後いそいそとこのアルバムを購入。

基本は歌もののフォーキーなギターポップなんだけど、整然かつ淡々としていて、冬の空気の様に透明感のある繊細な音空間は、ポストロック的な佇まい。ブラシを多用していると思われるドラムの音とか、透き通ったビブラフォンの音?とか、独特の乾いた雰囲気が良い感じ。何となく、アメリカの田舎町の風景が目に浮かびます。…行った事ないけど(苦笑)。

…ただ、一曲一曲丁寧に作られているのがひしひしと感じられて非常に好感が持てるものの、最初から終わりまで一貫した空気が流れているので、アルバムとして聴くとほんのちょっと単調な感もなきにしもあらず(笑)。…でもまあ、それはほんの御愛嬌という事で(笑)。
…あと1曲目の “PUNK AS FUCK”っていうタイトルとか、音楽はソフトなのに内面はしっかり尖っている感じが良いですね(笑)。

アルバムのハイライトはやっぱり“THE KINDNESS OF STRANGERS”ですな。個人的には、この曲だけ浮かぶ映像のアングルが違う。他の曲に比べて、すごく俯瞰っぽいと言うか…。風にひゅわーんと乗る感じ。この曲はホントに名曲。

…因みに、この作品、ヤマジのBOOKLOGにも「アシッド・フォークの世界」と題して挙げられております。

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音盤雑記(洋)2000- | trackback(0) | comment(0) | 20:26 |


2007/10/07 (Sun) 『ELECTRIC SIX/SENOR SMOKE』('05)

Senor Smoke Senor Smoke
Electric Six (2005/02/14)
Wea
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デトロイト出身の「ディスコパンク」バンド、ELECTRIC SIX、2005年の2ndアルバム。

先日、新古品をワゴンセールにて購入。実は僕はこのバンドの事を全く知らなくて、でも何となーく名前は聞いた事がある気がしたので、それを頼りに殆ど「賭け」で購入したのだけど…、これがかーなり「当たり」だった!何でもこのバンド、2003年にはフジロックのレッドマーキーにも出演していて、かなり盛り上がったんだとか。

ディスコ、パンク、ハードロック、シンセポップ、…etcといった、「MTV」な感じの80年代サウンドをゴッタ煮にした音。一口に言って、2004~05年当時のポストパンク・NWリヴァイヴァルのアメリカ地方都市版という感じでしょうか。
本気なのか冗談なのかわからない暑っ苦しいボーカルとか、下世話さは思い切り感じさせつつも、ベタッとする直前でちゃんと踏みとどまっている様な、乾いた音が良い感じ。

特に、ラストの“THE FUTURE IS IN THE FUTURE”という曲がメチャクチャ良い。そこはかとなくせつなさの漂う温度低めのディスコソング。ループするコード進行。ファンキーなベース&ドラムの上を踊る、素敵な音色のシンセやラッパ。サビで重ねられる揺らぐ様なディストーションギター。PHOENIXの超名曲“If I Ever Feel Better”とかを引き合いに出したら褒め過ぎだけど、あの曲を二回りくらい小粒にした感じ(笑)
他にはハードロック・ディスコな“DANCE EPIDEMIC”という曲なんかが特に好きだけど、それ以外の曲も全く退屈せずに何回でも聴き通せてしまう。全曲4分以下だし(笑)

音盤雑記(洋)2000- | trackback(0) | comment(0) | 00:58 |


2007/08/05 (Sun) 『ZWAN/MARY STAR OF THE SEA』('03)

メアリー・スター・オブ・ザ・シー メアリー・スター・オブ・ザ・シー
ズワン (2003/01/29)
ワーナーミュージック・ジャパン
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(…今年の春頃に記して投稿しないままだった記事を見つけたので、何となく今更ながら投稿。)

スマパンが再結成するという(…って、今となってはもうニューアルバムもリリース済ですが)。でもビリーさんとジミーさんだけじゃ、ZWANと変わらないじゃないっすか…。やっぱりイハがいなくっちゃな…。ツアーに参加するっていうウワサもあるらしいけど、やっぱりイハがいなきゃ「再結成」の意味はない、とすら思ってしまう。正直ギタープレイの印象は殆どないのだけど(笑)、イハがそこに立っているという事が重要なのだ。個人的にスマパンの曲の中では“Take Me Down”が一番好きだし(笑)。

という訳で、イハはとりあえず置いておいて、ビリー&ジミー&モアで組まれたZWAN唯一のこのアルバム。
このアルバム、案外スマパンより好きかもしれない(笑)。特に5曲目までの畳み掛ける様なロックポップチューンの連発が最高。スマパンに比べて気負いがないって言うか、肩の力が抜けてる感じが良い。

良いコードに良いメロディがあればロック音楽は成立するんだ(持ってるのが日本盤じゃないから歌詞はわからないんだけど、そちらも良さそうですね)、と言わんばかりの、シンプルなアレンジ、シンプルな音色で鳴らされる音はとてもみずみずしいし、全体的に地に足を着けている様な印象があって、そこにどこか新しい日々への期待と覚悟みたいなものが感じられて、すごく良いなって思う。何か、丁度今くらいの季節、新しい日々の予感に胸が弾む様な季節にぴったりのアルバムだと思います(…もう夏真っ盛りだけど)。

結局1枚で終わってしまったんだけど、本当にビリー・コーガン氏は当時前向きな気持ちだったんだろうなと思う。巨大なスマパンという看板をとりあえずおろして。でも結局はそんな「スマパン」という気負いが、ビリーさんには必要だったのでしょうね。

音盤雑記(洋)2000- | trackback(0) | comment(0) | 00:14 |


2007/04/19 (Thu) 『ARCTIC MONKEYS/FAVOURITE WORST NIGHTMARE』('07)

フェイヴァリット・ワースト・ナイトメアーフェイヴァリット・ワースト・ナイトメアー
(2007/04/18)
アークティック・モンキーズ

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スクービーの『トラウマティック・ガール』と共に同時購入してみた、ARCTIC MONKEYSの超話題作『FAVOURITE WORST NIGHTMARE』。このアルバムもすんごく良い。
これまで「…何、アークティック・モンキーズだと!?モンキーズって言えば、ザ・モンキーズとブロウ・モンキーズだろっ!!(あと安室奈美恵withスーパー・モンキーズ)」という塩梅で、1stアルバムのジャケットの人を「ははん、この人がボーカルね」などと思っていた自分を、今更ながら悔い改めます。…ははは。

音楽性としては、パンクやモッズを下地にして(あと、グループサウンズ的な「歌謡」の匂いもしますな)、それをダンスビート的に昇華させた現代UKロックの典型例的なものだし、このバンドの革新性みたいなものは正直よくわからなかったりもするんだけど、それでも“Briansorm”を再生した途端アドレナリンが噴出して「とりあえず踊っちゃえー。ゴーゴー」って気分になってしまうから、結局、聴者をそんな風に欲望の虜にさせてしまう事自体が革新性と言えるのかもしらん。
そして、「ふふふ“Brianstorm”だけ聴いてやろうかしらん」と思ったら、必ず最後まで行っちゃうから不思議。「あーこの曲も良いのよね。あーこの曲も良いのよね。」を繰り返して最後まで。引いても引いても当たりクジという塩梅でやめるにやめられん作品。

…あとさ、一度聴いたらやめられん、っていう話にも繋がるけど、このアルバムって、とにかく曲の繋がり方がメチャクチャ良い。「2007年ベスト・オブ・曲の繋がりアルバム」の称号に異論はございません。
前半と後半のぶっ飛ばしナンバーの繋がり方もコーフンするが、特に好きなのは6曲目“Only Ones Who Know”から7曲目“Do Me A Favour”に繋がるところ。リバービーで浮遊感のある曲のあと、地の底みたいにドコドコとドラムが鳴り始めるところはゾクゾクーっとしますね。
ラスト、“Old Yellow Bricks”の喧騒から“505”への「祭りのあと」的な移行も素晴らしい。そのまま切なさを振り切る様に勢いをつけて終わるアルバム。これまた上手い締め方だなー。

音盤雑記(洋)2000- | trackback(0) | comment(0) | 00:16 |


2007/03/18 (Sun) 母親の豪州旅行土産CD~JETとWOLFMOTHER

odenkun to cd
豪州旅行に行っていた母が御土産にCDを買ってきてくれた。
何でも、地元の感じの良い青年に「オーストラリアで人気のあるロックバンドを教えて頂けませんか?」と訊ねて、その青年が選んでくれたらしい。
旅行中の国際電話でその話を知ったもののバンド名は聞けなかったので、「ゴリゴリのメタルとかだったら困るなあ…」とかなり不安を覚えながらも、こういった機会も滅多にないし、結構楽しみにしていた訳です。

…そしたら、なかなかにグーな結果。

ひとつはJETの『SHINE ON』というアルバム。勿論JETは知ってるから、「おーJETだったかー」と安心。
もうひとつはWOLFMOTHERというバンドの『WOLFMOTHER』というアルバム。何でも青年は最初こちらを選んで、その後レジに行く途中に「こっちも良いんだ」とJETを手にしたらしい。「どっちの方が良いですか?」と聞いたら「うーん、選べない…」という次第で、1枚のつもりが2枚になってしまったとの事。
こちらのバンドは全く知らなくて、ジャケットのセンスに不安を覚えながらも、裏ジャケを見るとJETと同じく「D. SARDY」というプロデュースのクレジットがあったので同じ系統だと思われ、ちょっと安心。

でも、オーストラリア物価が高いのね…。1枚2500円くらいで日本盤とかと殆ど同じ値段だもん。しかもビニール包装とかもなく、新品らしいのにキズだらけ…。ケースだけじゃなくて、盤も…(何でも、盤は後ろの棚から取り出したらして、購入の際ケースに入れたんだって。ブックオフ?)。ハハハ。細かいコトにガタガタぬかしたりしない、大陸的なおおらかさなのかなー。…見習いたいと思いますです。

実際聴いてみたら、WOLFMOTHER良かったです。リフでぶっ飛ばすハードなロックンロールを基本としながら、キーボードを用いたりしてプログレ的な要素もかなり大きい。レッド・ツェッペリンとか、EL&Pなんかを思いっきりホーフツとします。でもそこは多分現代の若者だけあって、ガレージロックな粗さを感じる演奏が肝ですな。うん、良いです。

あと、JETの『SHINE ON』っていうアルバム。確かJETは2004年のフジロックでグリーンステージを横切りながらちらっと見た事があった。まあ、そんな感じで、個人的には自ら進んで聴いてはこなかったんだけど、人気があるのもすごく頷ける。メロもリフも音もボーカルも目茶目茶ポップだもん。良い意味で「大味」な感じが良いですな。ビートルズを主として、ストーンズ(67年辺り)とかの匂いをところどころ思いっきり感じさせるのも、聴いてて気持ち良いし。全編にそこはかとなくポジティヴな空気感が漂っていて、聴く側を不安にさせない音。すごく良いと思います。

豪州の青年、良いものを選んで下さりありがとうございました。見知らぬあなたの幸福を祈ります。

音盤雑記(洋)2000- | trackback(0) | comment(0) | 17:29 |


2007/02/04 (Sun) 『BLOC PARTY/A WEEKEND IN THE CITY』('07)

ウィークエンド・イン・ザ・シティウィークエンド・イン・ザ・シティ
(2007/01/24)
ブロック・パーティー

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…やっぱり買ってしまった。後でDVD付きとか出されるとヤだな、とか思って、少し買うのを躊躇していたのだけど、どうしてもガマンできなかった…。でも、本っ当に聴いて良かった…。僕の人生においてもとても重要な1枚になる気がします。

よく言われる様に、この作品は1stみたいに一発でのされちゃう様な即効性のある音ではないのかもしれない。でも何て言うか、逆に言えば、1stはその音の持つ快楽性のために、こちらの捉え方として、彼らの持つシリアスさが何処か二の次になってしまうところがあった。
だけどこの作品は、彼らの持つ文学性と鳴らされる音が本当に分かち難いものとしてある。一つの世界を築き上げるために、全ての音が必然性を持って鳴っている。1曲1曲が一編の短編文学の様にとても強い力を放っていると同時に、それら1曲1曲が欠ける事のできないパズルのピースの様に一つの世界観を築き上げていて、1曲たりともとても聞き流す様な事はできない。

そして、何より素晴らしいのが歌詞。全編に渡って滅茶苦茶良いんす…。1stよりも明快な分、切実さに満ちた言葉。そしてとても切なく澄んだ美しさに満ちた言葉。アートスクールの木下氏も日記の中で“I Still Remember”の詩を取り上げて、この作品の詩の素晴らしさを言っていたけど(…って言うか完全に木下氏の世界観とリンクしてる…)、対訳を読みながら聴いていると、本当に涙が出てきてしようがないんです…。外国のバンドでこんな感覚になるのはスミス以来かも。
…いや、でもホントに、ブロック・パーティは21世紀のザ・スミスなのかもしれない。考えるとブロック・パーティ(ひいてはオケレケさん)の1stから2ndへの進化、と言うか「覚悟の決め方」は、スミス(ひいてはモリッシー)のそれと何処か似ている…。何よりここに描かれているのは、この世界からあぶれてしまった、あるいは、あぶれざる負えなかったヒトビトの風景だと思うしさ…。この世界の暴力的なルールに溶け込めずにもがいたり、逆に溶け込んだフリをする事で安心したり、劣等感と憧れの狭間で苦しんだり、現実から逃避したり、そして結局求めているのは幽かな光だけで…。それはイギリスも日本もない、すごく普遍的な風景だと思います。

…いくつか歌詞の対訳を抜粋してみます。

“真夜中に歯ぎしりして/悲しみを噛みつぶし/逃避しようとして空き時間はすべて/クロスワードや数独パズルに費やす/もう一度やり直すことができるなら もっと間違いを犯して/転落を恐れたりしないのに/もう一度やることができたら もっとたくさんの木に登って/野性のブラックベリーもっと摘んで食べるのに”(“Waiting For the 7.18”)

…そして、木下氏も取り上げていた一節。
“二人で逃げるべきだったんだ 君とならどこにだって行けたのに/水辺で君にキスしておけばよかったんだ///今でも覚えてる”(“I Still Remember”)

“暖かな太平洋に浮かんだ難破船みたいに/起きあがる目的を待ってる/僕の年頃の少年には/ふさわしくないと人は言う/何が僕を悲しませているのか知りたいなら/そうだな 希望―信念の辛抱強さ―だよ/一生続く戦い/決して終わることのない戦い”(“SRXT”)

この作品は11曲目の“SRXT”のあまりにも切ない結末で完結している作品だと思うから、ボーナストラックが嬉しくもあると同時にジャマでもある…。無音か何かでちゃんと区切った方が良かった様に思います。
それにしても、あー、来日公演観たいなあ…。とりあえず現時点では行けるか行けないかわかんないのだけど、行きたいなあ…。

音盤雑記(洋)2000- | trackback(0) | comment(2) | 14:13 |


2007/01/24 (Wed) 『CLAP YOUR HANDS SAY YEAH/CLAP YOUR HANDS SAY YEAH』('05)

クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤークラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー
(2006/01/18)
クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー

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新作が出たにも関わらず、1stを聴いているワタクシ…。前からこのバンドはかなり好きだったんだけど、このアルバムをちゃんと買ったのは実は結構最近だったりする。…ハハハ。
…と言う訳で、ホント今更だけど、これは本っ当に良い!! 最初から終わりまで全曲尋常じゃなく良い!!良過ぎてビビる!!

ペイヴメントだとか、ボーカルの雰囲気からかトーキングヘッズやレディオヘッドなんかがよく引き合いに出される感じだけど、個人的に聴いていて頭をよぎる事が多いのはギャラクシー500だったりするんだよな…。ギターのカッティングの感じとかさ。熱量があるギャラクシー500って言うか。でも、そういった他のバンドを引き合いに出すのが申し訳なくなるほど、独自の世界観を持った素晴らしいバンドだと思う。

何て言うか、この音楽を聴いていると、社会的な力もない青年たちがバンドという形で結束する事によって、世界の圧力に抵抗している様な、そんなイメージを持つんです。
実際、過剰なまでのインディー魂を持ったバンドとの事だけど、そんな潔癖なまでの純粋さは一音一音からバッシバッシ感じて、何だかグっと来ちゃう。ギターのかき鳴らし方ひとつに、不思議なくらいに泣けたりするんです。しかもボーカルなんてヨレヨレなのに、芯の強さって言うか、高潔な意志を感じるし。言葉とかどうしても直接的にはわからないんだけど、そんな言語のわからなさを飛び越えて、直接的にグーッと迫るものがある。

もう誰しもわかってる事だけど、このバンド、本っ当に普通じゃない。絶対2ndも素晴らしいよな…。さっさと買おうかな…。

音盤雑記(洋)2000- | trackback(0) | comment(0) | 21:56 |


2006/11/18 (Sat) 『OASIS/DON’T BELIEVE THE TRUTH』('05)

ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルースドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース
(2005/05/25)
オアシス

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最近ベスト盤も出して話題のOASIS。今更ながら昨年リリースされたアルバムを聴いているんだけど、…いやー、想像以上に良い作品ですな、こりゃぁ。この作品が出た頃だったか、「ライラ、ライラ」なーんて言われてるのをよく聴いた気がするけど、言いたくなる気持ちもわかります。

個人的にOASISって、2ndまではCDが擦り切れる程聴き、その勢いのまま3rdもそれなりに聴いたのもの、気付けば4th以降はちゃんと聴かず、といった状態だったのだけど、この作品は良い意味で適当で大振りで、それでいてすごく印象的なフレーズやメロディの感じとか、1stと2ndを足して割った感じもあって、「ロックなんてアンプでデカイ音を鳴らして、良い歌、歌やぁ良いんだよ!」的な潔さが笑っちゃうくらいに気持ち良い(勿論、実際は考えに考えてると思いますよ…。…リアムはどうだか分からないけど…)。昨年サマソニで期待せずに観て、泣きながらシンガロングしてしまった記憶が甦りますよ…ははは。

…因みに特に好みなのは、日本盤のボーナストラックに収録されている“CAN’T SEE IT NOW?(I CAN SEE IT NOW!)”。ちょっとコード感がシューゲイズな感じもあって、TEENAGE FANCLUBの“IS THIS MUSIC?”を彷彿させたりして。すごく好き。…ってボートラじゃ、アルバムの曲じゃないですから!!切腹!!(…今現在、口にするのが一番恥ずかしい類のギャグ)

音盤雑記(洋)2000- | trackback(0) | comment(0) | 15:05 |


2005/10/30 (Sun) 『THE BEATLES/LET IT BE... NAKED』('03)

レット・イット・ビー...ネイキッド (CCCD)レット・イット・ビー...ネイキッド (CCCD)
(2003/11/14)
ザ・ビートルズ

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ビートルズなんて中学生の頃以来、まともに聞いた事がなかった。別に有名なものに対するアンチな気分とかではなく、ただ単にその音が自分の耳に合わなくなってしまったからであって、たまに聴きたくなって聴いてみても退屈になってすぐに止めてしまう、そんな状態だった。

それが先日、単なる物見遊山的な気持ちで図書館で借りたこのアルバム。…非常に良いんです、これが。
つまり、ジョンとジョージの推薦によるフィル・スペクターのプロデュースという、ポールなどには不本意な形でリリースされた『LET IT BE』を、当初のコンセプトであった「原点回帰」という視点の下で編集し直した作品…ということで良いのでしょうか。
いずれにせよ、このアルバムのリリースに至る経緯とか裏事情とか、ファンの間でどう捉えられているとか、そういったことは別にどうでも良い。“ネイキッド”とか言っても、別に「これこそが真の『LET IT BE』なのだ」とかではなく、とどのつまり単純に2003年の『Let It Be』リミックス・ヴァージョンくらいに捉えれば良いのであろう。
兎に角、音が立っている。ひとつひとつのパートが組み合わさってひとつの音楽になるという「バンド」としてのビートルズの音は、ここにある音こそが本当の当時のビートルズの姿であるとかないとか、そういう事とは関係なく、ロック音楽として単純に気持ちが良い。音の隙間とか、今の時代に聴き易い音。
でも一方で例えば、NIRVANAのベストもSTONE ROSESのベストもそうだったけど、リマスタリングとかで輪郭をはっきりさせたり音圧を上げたりして聴き易くなったりするのって、一方でその音楽の普遍性を疑っちゃったりするのだよな。時代に合わせるのではなくて、「これで通し続ける」っていう音を決めて欲しい。マスタリング変わる度に買い直すのとか、ヤだし…。まあ、これはちょっと違う話だけど。

突然話は変わるけど、個人的には「ビートルズ=冬」というイメージだったりする。考えてみると私的季語ってあるな。『アンソロジー』がリリースされたのは中学生の冬だった。当時、レコード屋に平積みされていた映像が頭をよぎる…。そう言えば、『アンソロジー』特番が年末に、数日に渡って放送されていたな…。『マジカル・ミステリー・ツアー』はCDが擦り切れるほど聴いたな…。おもひでぽろぽろ…、ぽろぽろ…。ああイカン、イカン。ノスタルジーは人をダメにする(もうすでに十分ダメになってるけど…)。でも思えば、あれからちょうど10年だ…。「あ~れ・か~ら・10年も~」渡辺美里の曲を思わず口ずさむワタクシ…。ホントは口ずさんでないけど…。でもこの曲は大江千里・作曲の名曲なのだよな。大江千里と言えば『十年愛』…ですな。「あ・り・が~と~う~」。どこまでも、おもひでぽろぽろ…。

コピーコントロールCDは嫌だから、安価な輸入版でも探そうっと。

…その後、『LET IT BE』を引っ張り出して聴いてみた。思ったより聴けなくはなかった…。良くも悪くもこの独特のモワ~ンとした雰囲気こそが『LET IT BE』なのだろうな。でもやっぱりどうも退屈だな…。

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